研究生活
研究室では、学期の期間中はほぼ毎週1回セミナーを行います。 セミナーは主に外部から若手の研究者を招いて、最新の研究成果をゆっくり説明していただきます。 時には、研究室のメンバーによる研究紹介にもなります。 また、本郷の物性理論研究室の「統計力学セミナー」にも参加します。研究室のメンバーによる「研究報告会」は、毎週1時間限定で行われます。 各自の最近の研究や興味を持った論文を交代で紹介します。
例えば今学期は以下のような予定です。(学期毎に異なります。)
- 月曜日10:00〜11:30:統計力学セミナー
この他に、状況を見て輪講や論文紹介を行います。 最近、輪講で使った本は例えば以下です。
- F. Haake, "Quantum Signature of Chaos"
- A.A. Abrikosov, L.P. Gorkov, I.E. Dzialoshinskii, "Methods of Quantum Field Theory in Statistical Physics"
- H. Bruus and K. Flensberg, Many-body Quantum Theory In Condensed Matter Physics: An Introduction
- M. le Bellac, F. Mortessagne and G.G. Batrouni, Equilibrium and Non-equilibrium Statistical Thermodynamics
- P.M. Chaikin and T.C. Lubensky, Principles of Condensed Matter Physics
- M.A. Nielsen and I.L. Chuang, Quantum Computation and Quantum Information
- J.L. Cardy, Scaling and Renormalization in Statistical Physics
学会参加
年に2回行われる日本物理学会には、(講演するかどうかは別として)勉強のためほぼ必ず参加します。 院生にも旅費を支給します。修士課程の院生には物性若手夏の学校に参加することを奨励しています。 旅費も支給します。
この他にも、国内外の学会、夏の学校には積極的に参加を勧めます。 旅費も極力、支給します。
その他の活動
毎年8月に夏合宿を行っています。 2泊3日、約10時間をかけて、一人の方にひとまとまりの研究を説明していただきます。 レクリエーションも行います。夏にバーベキューパーティー、冬にはクリスマスパーティーを行います。 特にクリスマスパーティーでは、毎年「豪華賞品」のあたるビンゴを行います。
みんなの都合が合えば「冬合宿」(スキーのみ、勉強なし)に行きます。