当日、高速道路は大渋滞が予想されていますので、必ず電車をご利用下さい。
例えば新宿からなら
JR 新宿駅→(中央本線)→ 大月→(富士急電鉄)→富士吉田 |
---|
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野637
TEL 0555-65-8648
FAX 0555-65-7722
2010年 | 午前 | 午後 | 夜 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
8月21日(土) | 富士吉田駅集合(11:30) | 長尾荘着(〜12:15) | 昼食(12:30~13:00) | 講義 (13:15〜17:00) (休憩時に集金) |
夕食(18:00~19:00) | Welcome Party(20:00~) |
8月22日(日) | 朝食(8:00〜8:30) | 講義 (9:00〜12:00) | 昼食(12:30〜13:00) | ハイキング(13:00~17:30) | 夕食(18:00~19:00) | Banquet(20:00~) |
8月23日(月) | 朝食(8:00〜8:30) | 講義 (9:00〜12:00) | 解散 | 解散後、平野バス停(宿から1.2km)までは適宜、送迎致します。 平野バス停から富士吉田までの時刻表はこちら。 |
光誘起ホール効果:バンドトポロジーの光による制御 |
最近トポロジカル絶縁体などの発見により結晶中の
バンドのトポロジーに対する興味が持たれている。
しかし、通常バンドのトポロジーは物質固有のものであり
その制御は簡単とはいえない。ところが、非常に強力な
定常光を電子系に照射すると電子状態を変化させることができる。
特に円偏光を照射した場合、「光誘起ホール効果」と呼ばれる
磁場ゼロ状態でのホール効果が実現することが分かった[1]。
この効果はDirac電子系で顕著であるが、エッセンスは
AC電場の中でk-点がDirac点を囲む回転運動を行い、
その際に幾何学位相を獲得し非断熱ベリー曲率が有限になること にある。
本合宿ではDirac電子系の持つトポロジカルな性質(アノマ リー、ホール効果)、
AC電場中の電子系の取り扱い方法を説明した後、
光誘起ホール効果に対する応用を説明する。
1.2次元Dirac粒子とパリティアノマリー 2.AC電場中の電子系とFloquetの方法 3.光誘起ホール効果への応用 [1] T. Oka and H. Aoki, Phys. Rev. B 79, 081406 (2009). |
ただし講義内容は、大学院の基礎的レベルの講義を 受講した程度を仮定するため、大学院博士課程以上が望ましい。
井村 健一郎 | 広大 | |
伊與田 英輝 | 東大物性研加藤研 | |
岡 隆 | 東大青木研 | |
川本 達郎 | 東大生研羽田野研 | |
御領 潤 | 東大生研羽田野研 | |
佐藤 正寛 | 理研古崎研 | |
白崎 良演 | 横浜国大 | |
杉山 友規 | 東工大 | |
高吉 慎太郎 | 東大物性研押川研 | |
田島 裕康 | 東大生研羽田野研 | |
田島 昌征 | 早稲田大(羽田野研実習生) | |
中野 留里 | 東大生研羽田野研 | |
中村 統太 | 芝浦工業大 | |
西口 和孝 | 東大青木研 | |
羽田野 直道 | 東大生研羽田野研 | |
平山 尚美 | 東大生研羽田野研 | |
藤井 達也 | 東大物性研上田(和)研 | |
松尾 衛 | 京大基研(普段は原研) | |
松尾 まり | 原研 先端基礎研究センター |