〒293-0001 千葉県富津市大堀1571
TEL 0439-87-4126
FAX 0439-87-4040
2007年 | 午前 | 午後 | |||
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22日(水) | 現地集合(~12:15) | 部屋割り | 昼食(12:30~) | 講義 (14:00〜17:00) | 夕食、Welcome Party |
23日(木) | 朝食(8:00~) | 講義 (9:00〜12:00) | 昼食(12:30~) | 自由時間 (レクリエーション) | 夕食、懇親会 |
24日(金) | 朝食(8:00~) | 講義 (9:00〜12:00) | 昼食(近辺の食堂など) | 解散。自由時間および帰宅 |
10:08東京発 → JR京葉線快速 → 10:51蘇我着
11:06蘇我発 → JR内房線安房鴨川行き → 11:57青堀着
10:07東京発 → JR総武線快速 → 10:46千葉着
10:59千葉発 → JR内房線安房鴨川行き → 11:57青堀着
Keldysh 形式に基づくメゾスコピック系の非平衡久保公式 |
メゾスコピック系において、Keldysh 形式に基づく密度行列が、Mac-Lennan とZubarev が提案した非平衡統計演算子の一種となることを示す。
この密度行列を用いて、微分コンダクタンスが一般的に、カレントーカレント相関関数と非自明なカレントー粒子数(電子溜での) 相関関数の和として表されることを述べる。
線形応答領域では久保公式により、微分コンダクタンスはカレントーカレント相関関数のみで表されていた。 この背景には揺動と散逸の間の普遍的な関係式があることはよく知られている。 一般の非平衡領域では揺動散逸定理からのずれが、非自明な相関関数として付加されることになる。 これをメゾスコピック系での非平衡久保公式と呼ぶ。 この結果は、メゾスコピック系での観測量に対しても新しい知見を与えていることを議論したい。 通常、カレントーカレント相関関数はノイズパワーを与えている。 非自明なカレントー粒子数(電子溜での) 相関関数を一般的なショットノイズの公式として提案する。 これらに基づいて、微分コンダクタンス、ノイズパワー、ショットノイズについて、非平衡状態での物理量間の厳密な恒等式を提案する。 |