2006年度 羽田野研夏合宿

今年も、羽田野研夏合宿を行います。 今年のテーマはランダム行列です。 みなさん、ふるってご参加下さい。

お知らせ

参加受け付けは締め切りました

出張手続きのできない方は羽田野までご連絡ください
夏合宿のしおりをダウンロードできます。⇒[ pdf] 出張手続きにご利用下さい。

日程

2006年、8月26日(土)〜28日(月)

 午前  午後
26日(土)   12時までに現地集合☆1 昼食 講義 (13:30〜17:30) 夕食、Welcome Party
27日(日) 朝食 講義 (8:45〜11:45) 昼食 自由時間 (レクリエーション☆2) 夕食、懇親会☆3
28日(月) 朝食 講義 (8:45〜11:45) 昼食 解散。自由時間および帰宅

☆1 電車でいらっしゃる方は、11時35分に富士吉田駅にお集まりください。 そこから宿まで車が出ます。
[大月駅から、10時32分発の富士急行(11時32分着)、もしくは 10時43分発のフジサン特急1号(11時19分着)に乗るとちょうどよいです。]

☆2 レクリエーションは 忍野八海 に行きます。ここは忍野湖のなごりの湧水池で、 天然記念物にも指定されています。 10m下の底が見えるほど水が澄んでいることで知られています。

☆3 懇親会は、山中湖で船を浮かべて行います。 船内にはカラオケもついています。

講師

今村卓史博士 [東京大学生産技術研究所]

講義内容

ランダム行列理論とメゾスコピック系

ランダム行列とは、乱数を要素に持つ行列であり、物理学において 1950年代にWignerによって導入された。それ以来、2次元量子重力、 QCD、量子カオス、メゾスコピック系、非平衡統計力学等、分野や エネルギースケールを超えて幅広い分野に応用されている。

本講義では、メゾスコピック系や不規則系への応用の観点から ランダム行列理論を解説する。具体的には、まずランダム行列 理論とそのユニバーサリティクラスを導入する。つぎに、量子 ドットのような0次元系について、コンダクタンスやそのゆらぎ 等の物理量がランダム行列理論からどのように計算されるか、 またそれらがユニバーサリティクラスにどのように依存するかを 議論する。最後に(時間があれば)量子細線のような(擬)1次元系 について、ランダム行列理論(正確にはDMPK方程式というランダム 行列理論を拡張したもの)によるアプローチについて解説したい。

宿

民宿  思学荘  [しがくそう]

〒401-0501  山梨県南都留郡山中湖村山中1043

TEL 0555-62-1319

場所は この辺 です。

注意事項

洗面用具、パジャマは持参してください。 風呂場には、石鹸とシャンプーはあります。

費用

2万円程度。
(学生への援助有り)

交通

周辺の情報

なくても問題ないですが、車があったほうがなにかと便利です。

宿から山中湖までは約2kmほどです。

湖周辺での遊びとしては、 釣り、 ヨット、 テニス、 パラグライダーサイクリング乗馬ハイキングフラワーパーク美術館、 などが楽しめます。